二相鋼ステンレス『NSSC 2120』試作しました。

2120 打ち合わせ

紅葉も色づき始め、弊社構内にある桜の葉も橙色に染まってきました。
秋が深まりつつある新潟県です。

本日は二相鋼ステンレス『NSSC 2120』の試作をご紹介したいと思います。
この材料、今年2月に山口県光製造所へ行った際、話題に上がったもので、
しばらく試作を重ねておりましたが、思うように加工が出来ませんでした。
今回、多数の調整を重ねる事で、若干のシワはあるものの深絞りに成功致しました。

NSSC 2120試作

そもそもこのステンレス、最近誕生したばかりの鋼種です。
二相鋼ステンレス『NSSC 2120』の特長としては、
1.オーステナイト系ステンレス代表である、SUS304より約2倍の強度(0.2%耐力)を持ち
2.価格はSUS304と同等か若干安価で
3.塩化物環境での応力腐食割れ(経年損傷の一種)に対して優れた耐久を持つ
とされるステンレスです。

先日、新日鐵住金ステンレス営業本部薄板営業所薄板第二室杉元マネージャーと
新潟支店ステンレス鋼材室塩野マネージャーがいらっしゃった折、
この試作についてお褒めのお言葉を頂戴致しました。

また、10月初頭加熱冷却装置を導入し、温間絞り成形が弊社でも加工可能となり、
二相鋼ステンレスに対する有効性も検証予定です。